着物・浴衣の宅配クリーニングで失敗しない為に2つのポイント

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着物や浴衣を宅配クリーニングに出す前に知っておきたい事

普段着として着ることは少ない着物ですが、浴衣を着て花火大会、
結婚式は和装で、お宮参りに七五三に、と何気に出番が多い和服。

 

お子さんの記念に、嫁入り道具として祖母や母から受け継いだ・・・など和服は大切に保管しておきたいアイテムです。

 

その為にも通常のアパレルとは異なるクリーニングについてしっかり知っておきたいところですね。

 

変色やカビの原因は・・・

振袖や留袖などの礼装、訪問着や付下などの準礼装、小紋(こもん)や紬(つむぎ)などの普段着、
といったように着物にも様々な種類がありますが、その多くに素材として使われているのが絹・正絹です。

 

この絹・正絹の大敵が“汗”で、汗の中の塩分が生地に残ると変色やカビの原因となってしまいます。

 

しかし汗は付着した直後は目に見えません。
その為、色・柄が変色したり、斑点模様のカビが生えてしまった後に気づく方が多いのです。

 

通常のドライクリーニングの場合、水性の汚れである汗は落としにくく残りやすいため、
せっかくクリーニングに出したのになんで・・・なんて事態が起こりやすいのが着物なのです。

 

また、カビに関しても通常のクリーニングとは別のシミ抜き(汗抜き・カビ取り)が必要です。

 

数十年保管することもある着物の場合、長年気づかず放置してしまったカビがあると、
しっかりとした技術があるところでないと落とせないこともあります。

 

着物をクリーニングに出す場合にはまず「水性の汚れを落とせるクリーニングなのか」をチェックしましょう。

 

宅配クリーニングの場合、着物個別の洗い方を細かく記述しているところは少ないので、
そういったお店に出す際には「変色・カビ」の対処・予防をどのように行っているか、直接電話で確認したいところですね。

 

和服クリーニングの相場とお店選び

和服のクリーニングにかかる基本費用は、種類によって大きく値段が変わります。

 

ポリエステルのような化学繊維が使われているカジュアルな浴衣は2000円程度ですが、
振袖や留袖などの本格的な着物となると7000円〜が相場となります。

 

また、帯や長襦袢など着物に必要な付属品もそれぞれ別個に価格設定されているところが多く、
高級品だけあってそれなりのお値段がしますね。

 

ただ、価格を比較検討する上で注意したいのが、着物の詳細な種類について特に記述が無いお店。
これは単純なドライクリーニングだけで済ましている可能性が高く、前述した汗抜きが不十分になる恐れがあります。

 

数年着れればOK、という浴衣などは安いところへ。
何十年と保管したい大切な着物は高くても、専門の知識と技術を持ったところへ。といった使い分けをすると良いでしょう。

 

また、着物専門となるとお店を探すのが大変かもしれませんが、
宅配クリーニングを行っているお店もあります。

 

きもの辻(http://www.kimono-tuji.com/lp/index.html)
着物クリーニング研究所(http://www.cleaning-lab.jp/index.html)

 

1点1点色・柄や風合いが異なる着物の場合、本来であれば店頭で実物を見せながら直接相談するのが1番ですが、
宅配を利用するのであれば電話できちんと相談はしましょう。

 

特別な思いが詰まっている着物は、本当に納得できるお店選びを心がけたいですね。